社内ベンチャー「株式会社Wish」–『モニタン』2万人の会員を活用した 「市販後モニタリングサービス」開始–
当社が社内ベンチャーとして設立した臨床試験における被験者の募集支援サービス「モニタン」を提供する株式会社Wishが、約2万人の会員を活用した新たな取り組みとして、健康食品上市後のモニタリング調査を行う「市販後モニタリングサービス」を2023年8月より開始いたします。
■サービスの背景
新型コロナウイルス禍を通して、消費者のヘルスリテラシー(予防に対する意識)が上がり、健康増進の効果が表示された食品への注目は高まっております。消費者による機能性表示食品やヘルスケア製品の需要は今後も増え続け、多くの企業で新製品の開発や販売が積極的に展開されると予測しています。
しかしながら現在、上市後の製品に対する有効性や安全性の調査は法的には義務付けられておらず、開発中に実施した調査結果や臨床試験の結果のみでの訴求に留まっている現状があります。
本サービスの「市販後モニタリングサービス」は、製品を継続して摂取する消費者の状況を継続的に把握することにより、製品のPRのみならず、今後の製品改良にも繋げることが可能です。「モニタン」は、これまでも企業と消費者をつなぐプラットフォームとして、幅広い製品のモニタリング調査を支援して参りましたが、今後さらなる市場拡大が見込まれる機能性表示食品やヘルスケア製品において、市販後の製品摂取におけるデータの収集等を通じて、業界全体への貢献を果たしたいという理念のもと、新たに本サービスの提供に至りました。
■サービスの内容
このモニタニング調査では、「モニタン」の会員である2万人の消費者が、実施目的に応じて設計されたアンケートへの定時的な回答やヘルスケアアプリやウェアラブルデバイスの利用など通じ、日常生活や特定の活動中における製品の使用状況やパフォーマンスの情報を収集します。モニタリング対象は、健康食品、機能性表示食品、特定保健用食品など、健康増進に繋がる製品やサービスとなります。
(このサービスでできること)
・製品を軸とした生活行動の追跡(3~6か月)とデータベース化
製品を使用しながら、アンケートへの回答やヘルスケアアプリやウェアラブルデバイスなどを通じて、調査対象者の製品・サービスに対するインプレッションデータや日々の食事、運動、睡眠に関するライフログデータを継続的に収集します。また顧客の希望に合った条件のモニターを抽出し、調査目的を絞りこんだ調査を実施することが可能となります。
・臨床試験では得られない顧客体験の評価を入手
製品利用後アンケート調査において、実際の使用感、効果の実感、その効果を実感したときの状況、などについてモニターからのリアルな声を聞くことができ、顧客体験の評価を収集さらに分析が可能となります。
この調査の実施によって企業は自社製品の使用・摂取状況やリアルなフィードバックを把握することができ、その情報をもとに製品のPRやマーケティングに活用いただけます。また、顧客体験の評価を提供するだけでなく、製品を継続摂取後の健康状態による評価や改善状況のデータを提供することも可能です。それによって、一般消費者の声を活用した製品の改善や新たな開発に繋ぐことを目指してまいります。
Wishは、この新たなサービス開始により、正確なデータ収集と消費者の声を活用し、製品の品質向上や消費者のQOL向上に繋がるイノベーションを推奨してまいります。
■プレスリリースはこちらから
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000005.000112398.html
■本件に関する問合せ先
広報担当:丸山
メールアドレス:rdpr@www.rdsupport.co.jp 電話番号:03-6631-7300